アナ雪と言語学

昨日の『社会言語学』という授業で、
方言の持つインパクトや経済効果、心理的影響について学びました(^^*)


あまちゃんの『じぇじぇじぇ』みたいに、
最近では方言が生き生きと使われてる印象がありますよね。

授業では、方言のビジネス的な使い方の例(広告、ポスター、テレビ……etc)を取り上げました。


その例一つに、『アナと雪の女王』の方言吹き替えver.が紹介されました(*゚▽゚)


いろんなver.があるけど、
博多弁ver.と大阪弁ver.が私はキュンとしました←


『生まれてはじめて』博多弁ver.
http://www.youtube.com/watch?v=dhbwi861fBo&feature=youtube_gdata_player


『生まれてはじめて』大阪Ver.
http://www.youtube.com/watch?v=9L_M5B8lYKg&feature=youtube_gdata_player




歌上手いわ~というような感想もあると思いますが、まず、ものすごく自然な感じが驚きました。

アナ雪は、言語学的にいろんな分野で分析すると、凄く興味深いです。



例えば、
有名なフレーズの『ありの~ままの~』という部分。

これは、『let it go~』を訳した部分ですよね。


翻訳研究と音韻論的分析をすると、
ここを『ありの~』と訳した要因として、吹き替えをした時の口の形。

『let it go』の『go』と『ありの』の『の』を
最後の口の形『o(オ)』を統一させる為にこの訳になりました。


より自然になるために、様々な工夫がされてるんですよね。


このアナ雪の方言ver.も一般の人がYouTubeに挙げただけかもしれませんが、
そうした言語学的な工夫がなされているのかなぁと思いました。

アナ雪を分析するだけでも、卒論レベルの研究になる気がします。

私的には、
・日本語訳の音声学的な分析
・原曲を英語教授法の一つのアプローチに組み込むこと

に興味があります(*^^*)



専門用語を出来るだけ書かないようにしましたが、
逆に分かりにくくなった気がします(笑)

要は、アナ雪って面白いね!って事ですヽ(^o^)丿